芒種の候 皆様いかがお過ごしでしょうか。
六月の初め、お参りに伺っている神社の氏子さんから見ごろの花をご奉納いただき境内に飾らせていただきました。
どれも珍しく綺麗な花ばかりで、お祭りがあった境内をより華やかに彩ってくれましたね。
その中の鉢のひとつ、アヤメ(菖蒲)の花が以前地元の山に自生していた花との事で最近は山でも見るものが少なくなってきてるみたいですね。
「いずれ菖蒲か杜若」という言葉がある通りとても綺麗な花で、咲き乱れていても一輪でも絵になるような魅力がある素敵な花です。
偉そうに語っておりますが、私は昔から花の見分けがつかない男で、調べずわかってたのは桜とアジサイとヒマワリくらいでして笑
しかし日本の神道は四季と共にありますから、神職をしていると花との縁にも多く恵まれます。
神社での出来事に際し覚えた花も多く、今では好きな花と言われて思いつく花が多く悩む程になりましたね。
むしろ花を愛でるは大和男子の必修科目かと・・・笑。
忙しかったり余裕が無い時は目の前の事をこなすのに必死で、振り返ると桜も海も見なかった一年が無機質だったと感じた経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
一年間に十種の花が咲いているのを眺めてみる、それだけで人生が彩り豊かになる力が花にはありますから日本の四季は特別魅力的だと思いますね。
