· 

令和七年例大祭斎行奉告

入梅の候 皆様に於かれましては益々ご清祥の事とお慶び申しげます。

 

六月九日・十日に、役員総代また多くの方々の厚いご支援ご高配を賜りまして金刀比羅神社例大祭を今年も無事斎行する事が出来ましたのでご報告させていただきます。

  

今年も例大祭に多くの皆様が足を運んでくださり大変良き神賑わいとなりました。

 

昨年に続き稚児舞の子ども達が何度も神社に通って練習に励み、大勢の参列者が見守る中で練習成果を存分にお見せ出来たのは大変喜ばしく、子ども達のまっすぐな努力そのものが形となるのはとても素晴らしい事だと改めて実感致しました。

子ども達にはこれからも気兼ねなくお参りに足を運んで、顔を見せてくれると嬉しいですね。 

 

また、今回はとても貴重な天狗2人の登場がありました。

そのうち一人は小さな頃初めて当神社で天狗デビューをし、神職の祖父に師事をしながら一子相伝の技術を身に着けてきたお孫さんです。

今年で彼も高校三年生となり、来年は東京で神職になる為の進学・修行をする事になります。

祖父と初めて行った天狗の二人舞を旅立つ前にもう一度当神社で奉奏したいと参列の皆様を大いに楽しませてくれました。

毎年行っている松前神楽ですが、その年その年で一期一会の瞬間が必ずございます。

獅子や天狗が子供を追いかけまわし、周りの大人たちが笑い和みながら見守る思い出の瞬間を、これからも多く残していきたいものだと考える今日この頃であります。

 

これからも大神様の御加護の下、皆様の憩いであり拠り所であり郷土となる神社を守っていけるよう神明に奉仕して参りますので、何卒変わらぬご支援ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げると共に簡単楚辞ではございますがご報告とさせていただきます。